ラスベガスのちょっと寂しい話、30分南下した場所のカジノホテル
このおじさんは誰?カリフォルニアとネバダの州境近く
新型コロナの感染が爆発的に広がって、世界がパンデミックになってから早2年、世の中、人々の生活、色々と変わっちゃいましたね〜😢
人によっては愛する方を亡くしたり、会社が無くなったり、お仕事がなくなったり、近所だと好きだったお店が閉店したり、などなど
さて、写真の『像のおじさん』、
ホテル入り口の『看板おじさん』なのですが、
ちょっと寂しいお話です
ジーン(Jean)という町、そのいきさつ
ここはラスベガスの中心地から南に車で30分ほど走った場所にある、ジーン(Jean) という人口200人ちょっとの小さな町です
ジーンについて、知ってることといえば、近くに空港があるのと、「セブンマジックマウンテン(Seven Magic Mountain)」への折口、というくらいでしょうか
そして、砂漠に“ぽつん”と立つ一軒のホテルがあって、ラスベガスとロサンゼルス間を車で移動する人は必ず目にします
人の記憶というのは曖昧?忘れやすい?もので、実は以前はホテルは2軒あったのですが、そう、私も実は忘れてしまっていて、ちょっと寂しくなりました
まず、一軒目のネバダランディング・ホテル&カジノ(Nevada Landing Hotel & Casino)は2007年に取り壊されました
そして大きなホテルのサインだけがポツリと、2010年までありました
残ったもう一軒が写真の
テリブルズ・ホテル&カジノ(Terrible's Hotel & Casino)
2020年3月、パンデミックが始まった時に閉鎖、そして、その後、再開することなく、永久に閉鎖することが決まったのです
テリブルズという名前のホテルになる前は、ゴールドストライク(Gold Strik)という名前のホテルでした
そうなのです、おじさんは“ゴールドストライク”(金を掘り当てる)キャラクターなのです
詳しい事情は分かりませんが、前のホテルの看板おじさんが、新しいホテルになってもそのまま残されていたんです
でも、残念なことに、今後、ホテルが取り壊しされ、このあたりは、倉庫(今、アマゾンとかはじめ、多いですね)などが建てられ、工業団地として再生されることが先日、正式に決まったそうです
「そうするとこの『おじさんの像』はどうなるんでしょうか❓」
▶処分される
▶町のどこかへ移される
▶博物館へ展示される
と、想像しますが、今後が気になるところです
“ん、気にしてるのは私だけなのかな〜”